第56回全国野生生物保護活動発表大会に応募いただいた学校による野生生物保護活動の動画は、9月28日より日本鳥類保護連盟ホームページでご覧いただけます。

 

 一般の方からの投票を受け付けます。良いと思った活動内容の動画を選択いただき、応募校一覧もしくは各動画に下にある「投票する」から投票フォームへお進みください。投票は複数の学校に可能です。

 

 一般投票の期間は2021年9月28日(水)から10月14日(金)までとなります。動画の視聴は投票期間が終了してもご覧いただけます。全国の学校が取り組む野生生物の保護活動をご覧ください。※投票結果は審査に直接反映されるものではなく、参考として活用させていただきます。

応募校一覧 合計13校

【小学校】計2校
東京都  福生市立福生第五小学校   福生第五小学校 ~愛鳥保護活動の紹介~
愛知県  豊田市立滝脇小学校     私たちの愛鳥活動

【中学校】計1校
愛知県  岡崎市立河合中学校     河合の宝 ゲンジボタル

【高校】 計10校​
北海道  北海道美幌高等学校     オホーツクの自然を守れ!Part5 ~オホーツクから世界へ広がる環境改善~
埼玉県  筑波大学付属坂戸高等学校  巣箱ワークショップ
千葉県  千葉県立八幡高等学校    千葉県内里山のトウキョウサンショウウオ
東京都  東京都立国分寺高校     カラスバトのGPSを使った島間移動調査
福井県  福井県立藤島高等学校    二ホンイタチ・シベリアイタチの判別方法の改善及び雑種の発見
静岡県  静岡県立掛川西高校     希少種ベッコウトンボの生息域の特定を目指して
岐阜県  岐阜県立岐阜高等学校    守れ!ふるさとのムサシサンショウウオ 2007~2022
愛知県  愛知県立明和高等学校    名古屋城にタヌキが!明和高校周辺のタヌキ調査
愛知県  愛知県立佐屋高等学校    愛知県愛西市内水路に生きるカメ類
香川県  香川県立香川中央高等学校  ムササビ調査 in 高松市中央公園
 
 

第56回 全国野生生物保護活動発表大会 活動発表動画と一般投票

 第56回全国野生生物保護活動発表大会に応募いただいた学校による野生生物保護活動の動画は、9月28日より日本鳥類保護連盟ホームページでご覧いただけます。

 

 一般の方からの投票を受け付けます。良いと思った活動内容の動画を選択いただき、応募校一覧もしくは各動画に下にある「投票する」から投票フォームへお進みください。投票は複数の学校に可能です。

 

 一般投票の期間は2021年9月28日(水)から10月14日(金)までとなります。動画の視聴は投票期間が終了してもご覧いただけます。全国の学校が取り組む野生生物の保護活動をご覧ください。※投票結果は審査に直接反映されるものではなく、参考として活用させていただきます。

応募校一覧 合計13校

【小学校】計2校
東京都  福生市立福生第五小学校   福生第五小学校 ~愛鳥保護活動の紹介~
愛知県  豊田市立滝脇小学校     私たちの愛鳥活動

【中学校】計1校
愛知県  岡崎市立河合中学校     河合の宝 ゲンジボタル

【高校】 計10校​
北海道  北海道美幌高等学校     オホーツクの自然を守れ!Part5 ~オホーツクから世界へ広がる環境改善~
埼玉県  筑波大学付属坂戸高等学校  巣箱ワークショップ
千葉県  千葉県立八幡高等学校    千葉県内里山のトウキョウサンショウウオ
東京都  東京都立国分寺高校     カラスバトのGPSを使った島間移動調査
福井県  福井県立藤島高等学校    二ホンイタチ・シベリアイタチの判別方法の改善及び雑種の発見
静岡県  静岡県立掛川西高校     希少種ベッコウトンボの生息域の特定を目指して
岐阜県  岐阜県立岐阜高等学校    守れ!ふるさとのムサシサンショウウオ 2007~2022
愛知県  愛知県立明和高等学校    名古屋城にタヌキが!明和高校周辺のタヌキ調査
愛知県  愛知県立佐屋高等学校    愛知県愛西市内水路に生きるカメ類
香川県  香川県立香川中央高等学校  ムササビ調査 in 高松市中央公園

 第56回全国野生生物保護活動発表大会に応募いただいた学校による野生生物保護活動の動画は、9月28日より日本鳥類保護連盟ホームページでご覧いただけます。

 

 一般の方からの投票を受け付けます。良いと思った活動内容の動画を選択いただき、応募校一覧もしくは各動画に下にある「投票する」から投票フォームへお進みください。投票は複数の学校に可能です。

 

 一般投票の期間は2022年9月28日(水)から10月14日(金)までとなります。動画の視聴は投票期間が終了してもご覧いただけます。全国の学校が取り組む野生生物の保護活動をご覧ください。※投票結果は審査に直接反映されるものではなく、参考として活用させていただきます。

応募校一覧 合計13校

【小学校】計2校
東京都  福生市立福生第五小学校   福生第五小学校 ~愛鳥保護活動の紹介~
愛知県  豊田市立滝脇小学校     私たちの愛鳥活動

【中学校】計1校
愛知県  岡崎市立河合中学校     河合の宝 ゲンジボタル

【高校】 計10校​
北海道  北海道美幌高等学校     オホーツクの自然を守れ!Part5 ~オホーツクから世界へ広がる環境改善~
埼玉県  筑波大学付属坂戸高等学校  巣箱ワークショップ
千葉県  千葉県立八幡高等学校    千葉県内里山のトウキョウサンショウウオ
東京都  東京都立国分寺高校     カラスバトのGPSを使った島間移動調査
福井県  福井県立藤島高等学校    二ホンイタチ・シベリアイタチの判別方法の改善及び雑種の発見
静岡県  静岡県立掛川西高校     希少種ベッコウトンボの生息域の特定を目指して
岐阜県  岐阜県立岐阜高等学校    守れ!ふるさとのムサシサンショウウオ 2007~2022
愛知県  愛知県立明和高等学校    名古屋城にタヌキが!明和高校周辺のタヌキ調査
愛知県  愛知県立佐屋高等学校    愛知県愛西市内水路に生きるカメ類
香川県  香川県立香川中央高等学校  ムササビ調査 in 高松市中央公園
・鳥パネルやコーナーの展示物など、老朽化に対する対応をしていきたい。
・図書室に鳥に関する本をもっと増やし、幅広い学年の児童の目にとまるようにしたい。
・プロミナを使用する児童が固定されている。多くの児童が触れるよう、愛鳥博士の中でも交代制で使う時間を決める。

学校名:福生市立福生第五小学校

【活動タイトル】
福生第五小学校 ~愛鳥保護活動の紹介~

【活動概要】
昭和47年東京都の愛鳥モデル校として指定され、以来50年近くに渡り、全校児童が愛鳥活動 に取り組んでいる。その実施や活動の補助、まとめ等の活動を行っているが、本校愛鳥博士(4年生以上)や愛鳥委員会の児童である。PTA や外部団体とも連携し、自然保護活動も行っている。
① 年に3回の多摩川周辺における野鳥・自然観察会(春・秋・冬)と多摩川周辺の清掃活動
② 各学年がめあての鳥の設定による、野鳥の知識理解
③ 愛鳥自然委員会の継続的な野鳥観察・調査
④ 愛鳥博士テストによる愛鳥博士やスーパー愛鳥博士の認定、表彰
⑤ 巣箱の作成・設置・観察
⑥ 令和元・2年には、都教委「持続可能な社会づくりに向けた教育推進校」として愛鳥活動に関するカリキュラム開発
⑦ 令和4年度には、4年生が総合的な学習の時間に「多摩川クリーン大作戦」を計画し、新型コロナウイルス感染症対策で中断していた清掃活動を復活

① 森を知り、森に働きかけ、森と共に生きる地域づくり
学校周辺の森の特徴(土壌、自生する樹木・植物、生き物)を調べる活動を広げていくことで、滝脇の森の特徴を学ぶ。そして、滝脇の森に集う野鳥をはじめとする野生生物や植物が生息しやすい環境はどのようなものかを考え、学校・地域・ボランティア団体(つばさと根っこの会)との協働で環境整備を行っていくことで、滝脇の森と共に生きる地域づくりの一端を担いたい。
② 自然との共存をめざす(SDGsの視点をもって)
今まではカラ類をはじめとする野鳥の生態とその保護を目的として活動してきた。カラ類にとって害獣であるカラスやヘビたちも、滝脇の自然の一部であるという視点を持つことが大切だと考えている。ごみ(食品)が増えたことによるカラスの増加、地球温暖化によるヘビの生育期間の変化などが野鳥に大きな影響を及ぼしていることが分かってきた。地域や自分たちでできる、地球・地域にやさしい生活の仕方を考え、自然と共存するためのスタイルを考えていきたい。
③ 野鳥(カラ類・ツバメ)の生態調査のデータベース化
長い間調査してきている、カラ類の営巣調査と地域全戸へのツバメの営巣調査のデータを今後も蓄積していくことで、滝脇に生息する野鳥の特徴をまとめていく

学校名:豊田市立滝脇小学校

【活動タイトル】
私たちの愛鳥活動

【活動概要】
本校は標高242mの恵まれた自然環境の中にある、全校40名の小規模校である。学校周辺には四季を通して様々な野鳥が飛来するため、子どもたちは野鳥を身近に感じ、野鳥を主軸にした自然観察や体験活動を通して、楽しみながら自然を愛し大切にする態度や心情を養っている。
本校の愛鳥活動の歴史は長く、昭和41年愛知県から「愛鳥モデル校」に指定されたことをきっかけに、「知る活動」「守る活動」「広げる活動」の3本柱を立てて、愛鳥活動に取り組んできた。テーマをもとに、“多様な野生生物が集う滝脇の森づくり”を目指した愛鳥活動に地域住民の協力を得ながら全校で取り組んでいる。また、6年間を通して計画的に愛鳥活動をすることで、子どもたちは発達段階に合わせた活動を積み重ね、学びを深化させている。

最終的には、人工飼育しなくてもゲンジボタルの飛び交う河合学区になることを目標にしている。
保護活動を始めた昭和の頃に比べ、学区を流れる主要河川の水質は良くなっている。しかし、ゲンジボタルの飛翔数は減少傾向にある。これは異常気象の増加により、増水や水不足の多発による環境悪化の影響下が考えられる。そのため、地域や行政など大きな力と連携した保護活動が重要になってくる。河川改修など、ゲンジボタルやエサのカワニナが安定して生息でき環境になるようにはたらきかけを行っていけたらと考えている。
広報誌やホームページによる情報発信に力を入れ、「マイホタル活動」や「ホタルの里親活動」のように、直接幼虫と関わる活動を増やしていきたい。ホタルのことをより多くの人に知ってもらい、親しみを持ってもらうことで、地域の宝のゲンジボタルのために行動してくれる人を増やしていき
たい。

学校名:岡崎市立河合中学校

【活動タイトル】
河合の宝 ゲンジボタル  

【活動概要 】
・自然科学部員を中心に、ゲンジボタルの人工飼育と放流に取り組んでいる。今年は、7月に約3千の幼虫の飼育を開始した。約9ヶ月飼育を続け、来年4月に、1~200匹の幼虫を学区の河川や水路に放流する予定である。
・ゲンジボタルの生態や保護活動を知ってもらうために、広報誌「GENJI君」を発行したり、学校のホームページにゲンジボタルの情報を載せたりして、広報活動を行っている。
・全校生徒や学区の方々にゲンジボタルへの理解を深め、愛着を持ってもらうために、自身の手でゲンジボタルの幼虫を飼育する「マイホタル活動」や「ホタルの里親活動」を広めている。
・コロナ禍以前は、生徒会主催の全校生徒参加のホタル鑑賞会や河川美化活動を行ってきた。

生徒数減少に伴い、美幌高校環境改善班の班員も減少し、今年は4名しか在籍していません。
活動規模や参加者を増やすために「日本学術振興会研究助成事業」を軸に環境保全活動の参加者をSNSなどの活用を通して募っていきたいです。
環境関連のコンクールへの出場を通して環境改善班のプロジェクト活動を普及することで多くの人たちに関心を持って貰えるような活動をしていきたいです。
マイクロプラスチックを誤食した魚の健康被害として、生き残っても奇形の魚が誕生し、最悪死んでしまう現状を広く普及し、ウチダザリガニ駆除と平行しながらマイクロプラスチック問題解決に向けた普及啓発活動を調査活動地域でもある国内6カ所だけでなく、国外2カ所の活動拠点であるニューヨークやコスタリカでも展開していきたい。

学校名:北海道美幌高等学校

【活動タイトル】
オホーツクの自然を守れ!Part5 ~オホーツクから世界へ広がる環境改善~

【活動概要】
8年前より美幌町の河川で美幌博物館を始め専門機関と連携し、特定外来生物に指定されている「ウチダザリガニ」駆除活動を通じて在来種の魚介類(絶滅危惧種に指定されているニホンザリガニ・カワシンジュガイやヤマメ、フクドジョウなど)の保護活動を行っている。
同時にウチダザリガニ有効利用の研究として肥料作りを行い、野菜栽培で活用している。
近年、プラスチックの摂取による魚介類への被害が深刻化していることから在来種の魚介類保護を目的に河川や湖沼での水質調査・水質浄化活動を始め、魚道整備や国際的な問題となっている「マイクロプラスチック問題」解決に向けて大阪商業大学を始め10の大学、11の企業・団体との共同研究で全国6カ所と国外2カ所での「市民参加型マイクロプラスチック調査」「プラスチックゼロ社会実現」に向けた活動を展開している。

今回は告知などの様々な問題を加味し自校の生徒のみでワークショップを行ったため、外部での開催もやるべきであるとも感じた。

学校名:国立筑波大学付属坂戸高等学校

【活動タイトル】
巣箱ワークショップ

【活動概要】
身近な人たちに、鳥に対する意識を持たせるために、鳥や巣箱に関する講義や巣箱の作成設置を行うワークショップを開く

産卵数、放流個体の放流後の生息数などを調査したい。

学校名:千葉県立八幡高等学校

【活動タイトル】
千葉県内里山のトウキョウサンショウウオ

【活動概要】
千葉県内の里山でトウキョウサンショウウオの卵塊を採取し、幼生が上陸するまで飼育して、元の場所に放流する。

1. カラスバトの生態調査GPS装置による行動観察の継続。1日の行動パターンや季節による 行動の変化、島間の渡り、繁殖行動の時期育個体の動画撮影と親子のコミュニケーションの取り方や育の実態の観察と解析。
2.カラスバトの鳴き声の意味を理解する・・多摩動物園で開始した鳴き声の意味を探る行動を声分析などの音声解析を行うことで解明したい。都立大島公園や野外での同様な調査を行うことでらの行動を理解したい。
3. 啓的活動・研究成果の発表を各種学会や環境関連の発表会等で披露していきたい。ポスター の制作やイベントの開催、教育プログラムの作成などを行い、次の世代も育てていきたい。島の 高校生にもカラスバトの価値や美しさを教え、保全の担い手となってもらいたい。また、NHK 「ダーウィンが来た」 などの撮影に協力し、多くの人にカラスバトの存在をしってもらう。ゆるキ ャラをアピールする。学会での高校生ポスターや論文作成など多様な機会を利用して本種の存在と生態を知らせる。
4. カラスバトの野生馴化のための野生個体の食性調査と馴化の方法の探索。

学校名:東京都立国分寺高校

【活動タイトル】
カラスバトのGPSを使った島間移動調査

【活動概要】
1. カラスバトの野外における生態調査主に伊豆大島における野外での生態調査。 定点における 季節を変えてのカラスバトの行動やドローンを使った植生の調査。
GPSを使った行動解析 (国立環境研究所、都立大島公園との共同研究)。
2.飼育個体群の観察 東京都大島公園 多摩動物公園などのカラスバト アカガシラカラスバトの行動観察。特に音声コミュニケーションの解明。
3. 伊豆諸島、小笠原諸島におけるカラスバトに関する啓もう活動・現状や研究報告をポスターにして各島に掲示。 アンケート調査や聞き取り調査により主に高校生の意識を知り、本校生徒との交 流をはかり保全について考えていく。 ゆるキャラを制作し、 カラスバトに愛着を持ってもらう。
各種学会等で研究成果を発表。
4. 飼育個体の野外での餌に順応させる方法の探索・・野外個体の食性を調べ、飼育個体群に順応さる方法を探索。
5. 自動撮影装置を使った育識行動の観察 (八丈小島にて撮影。 国立環境研究所との共同研究)。

①雑種についての解析を進める:福井市自然史博物館だけでなく、骨部のメンバーの方々にもイタチ個体を発見した際には回収・写真撮影・発見日時や発見場所の報告をお願いしている。それに加えて、市の獣害対策課と連携し、捕獲個体も毛などを用いて解析し、雑種がどの地域まで広がっているのかを明らかにしたい。
②判別アプリの作成と広報活動:今回の3観点を用いたイタチの判別方法は、一つ一つの観点は曖昧であっても、総合的に正確な判断ができる方法であると考える。判別アプリ等を作成し、捕獲した際には誰でもイタチの種判別ができ、保護や駆除かを判断できるようにしたい。また、イタチの問題について知ってもらうことが大切であるので、広報活動も行っていきたい。
③他県と連携:シベリアイタチがどこまで広がっているかの判断には他県の状況も調べる必要がある。全国の生物部と連携し、広がりを把握していきたい。

学校名:福井県立藤島高等学校

【活動タイトル】
二ホンイタチ・シベリアイタチの判別方法の改善 及び 雑種の発見

【活動概要】
「二ホンイタチとシベリアイタチの判別方法の改善 及び 雑種の発見!」
現在、福井県では外来種であるシベリアイタチの増殖に伴う固有種二ホンイタチの減少が危惧されている。昨年度より、本校生物部では福井市自然史博物館、鯖江市と協力して主に路上で発見された死体(ロードキル個体)を回収し、計測、種判別、分布調査を行っている。
イタチの種判別においては、一般的に頭胴長に対する尾の長さの割合(尾率)が用いられるが、大きさが類似しており、見間違うことも多い。本校生物部では、死亡個体のDNAを採取、解析することでシベリアイタチと二ホンイタチをより正確に同定できるのではないかと考え、イタチ肉片からのDNA抽出およびPCR検査を用いた種判定を行っている。また、発見場所を地図上に落としていくことで両イタチの分布状況を把握し、二ホンイタチの保護活動の参考としたいと考えている。

抽水植物の浚渫による開放水面の確保などを継続して行い、自然区からのベッコウトンボの羽化を目指す。外来植物の浚渫を行い、また流入を防ぐことで、在来種の生育の阻害を防ぐ。
今回のPCR法による抽出作業では、飼育水からの環境DNAの検出に成功したため、自然区からの環境DNAの検出を目指す。

学校名:静岡県立掛川西高校

【活動タイトル】
希少種ベッコウトンボの生息地の特定を目指して

【活動概要】
桶ヶ谷沼における環境の整備と、桶ヶ谷沼地域に生息する希少種のベッコウトンボの保護活動はNPO法人「桶ヶ谷沼を考える会」が中心となって行われてきた。
本校自然科学部は、神奈川県立生命の星・地球博物館の学芸員の苅部治紀先生からご指導頂き、産卵を確認することや自然区での産卵を促進することを目的として保全活動を行った。ベッコウトンボの産卵場所の確保をするため抽水植物の浚渫により適度な開放水面を作った。また、隣接する鶴ヶ池では羽化が確認されており、ここに大繁茂したオオフサモなどの外来種の浚渫を行った。
「桶ヶ谷沼を考える会」の方々から譲り受けたコンテナで、ヤゴの頭数調査や産卵環境の整備・産卵の撮影を行った。さらに昨年度の研究で本校自然科学部で塩基配列を決定したプライマーを用いて、ベッコウトンボの水中からの環境DNAの検出を行い、目的の塩基長の増幅物を得た。

生息域外飼育を2か所で行っていますが、生息地ほど順調ではありません。生息地および域外飼育地の生物的環境および非生物的環境を比較し、生息地での成功を域外飼育場に適応させていきたいと考えます。

学校名:岐阜県立岐阜高等学校

【活動タイトル】
守れ! ふるさとのヤマトサンショウウオ 2007~2022

【活動概要】
本校では16年間にわたり岐阜市ヤマトサンショウウオの保全活動を行ってきました。
繁殖期には部員総出で、約7000匹の幼生の水替えを毎日行っています。
その結果、この個体群は順調に成長し、保護活動の一定の成果が見られました。
一方、産卵開始時期が次第に早まるなど、温暖化による影響と推測される現象も確認されるようになりました。そこで、温暖化による繁殖への影響の一つとして、近縁種との交雑リスクを検討したので、ご報告いたします。

2年連続でタヌキの繁殖が確認されたが、地域全体でタヌキが増えているという情報はあまり聞かない。生まれたタヌキはどこに移動したのか、他地域のタヌキとの繋がりを調べるための遺伝子解析と個体識別を行い、血縁関係を調べてみたい。

学校名:愛知県立明和高等学校

【活動タイトル】
名古屋城にタヌキが!明和高校周辺のタヌキ調査

【活動概要】
市街地に存在する自然環境とその生態系について調査を行っています。昨年の春から、名古屋城周辺のお堀や雑木林に生息する野生のタヌキの生態を定点カメラによる撮影とフンの内容物の解析によって調べています。また、近隣商店街への聞き込みや、動物園への調査も行い、タヌキに関する理解も深めました。
明和高校(本校)は愛知県名古屋市の市街地、かつ名古屋城に隣接する立地にあります。都会であることから、大型の野生動物が住みついているとは想像しにくい地域であるが、近年タヌキの出没が確認されるようになり、実態調査を進めました。
調査の結果、6月頃に子ダヌキが撮影されるようになり、ここで繁殖していることが確認できました。また、冬にはタヌキの他にキツネも撮影されました。キツネの目撃はこの地域では報告がなく、他地区に出没し始めたことがニュースとなっています。キツネの移動経路から、同様にタヌキの移動経路も明らかになるのではと考えています。
タヌキのフンの調査からは、フンの中に植物種子や昆虫片以外に、プラスチック片や手袋の破片など、人工物が検出されました。このことから、タヌキが雑木林以外の人間の生活する地域を移動していることが推測されました。
今後は、カメラの設置台数を増やし、タヌキの行動範囲を調べる事。他地区のタヌキのフンのDNA解析により、タヌキの血縁関係を調べて、生息域の広がりについても追跡したいと考えています。

コンクリート水路に囲まれた水路の中でカメ類はどのように生きるのか、バイオロギング的手法で明らかにできないか現在検討している。そのために、小型カメラを幾つか用意し、装着して実験も行っている。この研究は、ウミガメでバイオロギングの研究をしている名城大学農学部生物環境科学科の助教からも指導を受けながら行っている。助教からは陸水のカメを用いたバイオロギングの研究は例がほとんどないため、期待もされている。
コンクリート水路に生息するカメ類が、繁殖行動をどのように行うのかも明らかにしたい。現在、私たちが調査をしている水路はほとんどがコンクリートに覆われ、地上との落差も大きいため、どこで繁殖を成し遂げるのか、実態は全く未知といえる。
アカミミガメの駆除、またその後の利用法も更に研究を進めたい。アカミミガメの駆除は現在、冷凍しその後は焼却・埋土または堆肥化などが行われている。無駄のない命の利用法を、生徒たちと考えていきたい。

学校名:愛知県立佐屋高等学校

【活動タイトル】
愛知県愛西市内水路に生きるカメ類

【活動概要】
本校周辺は木曽三川の水の恩恵を受けた豊かな水田地帯です。地域には数多くの用水路があり多種多様な生物が生活を営んでいます。生物類の中でもカメ類は食物連鎖の関係で見ると上位に入ると考えられます。カメ類の生息実態を明らかにすることは、用水路全体の生物相を把握する上でも重要と考え、研究に取り組むことにしました。
この研究では、日本在来のカメ、イシガメやスッポンの生態を明らかにするだけでなく、外来種、アカミミガメの生息実態も把握したいと考えています。アカミミガメは、生態系に大きな影響を与えるだけではなく、農作物にも被害をもたらしています。用水路で見られるカメ類の大半がアカミミガメであるため、アカミミガメの実態を知る上でも本研究は非常に重要であると考えています。

今後は、ムササビの生体観察を実現するため、まずはトレイルカメラを購入して食痕が多い場所に設置し、夜の何時くらいにその場所にムササビが訪れているかを調べたい。夜間観察の予備調査は 2~3回行ってみたものの、8時~9時半ごろでは生体を確認することができていない。そのため近くの建物にセンサー付きトレイルカメラを設置し、定点観測を行いたい。うまくいけば木の上で葉 っぱを食べるムササビの姿が映るはずである。
またこの方法を用いれば、夜間の入場を禁止している金刀比羅宮境内にもカメラを設置させていた だく許可が下りれば、多くのムササビの姿を観察できると期待している。
金刀比羅宮では、フンなどが観察される場所から、おおよその巣を特定しており、その場所に設置することで出巣、帰巣が 見られることも期待できる。

学校名:香川県立香川中央高等学校

【活動タイトル】
ムササビ調査 in 高松市中央公園

【活動概要】
始まりは2020年に野生生物に関心のあった3年生部員が金刀比羅宮に夜間のムササビ観察に行ったことだ。その時に自分たちの身近に生きている野生動物がいることを実感し、香川の豊かな自然環境や野生動物とも共生していることを周囲の人に知ってもらいたいと、調査、観察を始めた。
夜間の生態観察がコロナや防犯のため難しくなったことから、2021年からは昼間の食痕採集、痕跡採集を行う。自然の山に囲まれた。
金刀比羅宮以外にも観察できる場所があるか探していたところ、高松市中央公園という都市部の公園でも食痕を採集し、この公園での月ごとの食痕調査を行ったところ、傾向が見えてきたので今回はそれを報告する。