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野鳥を中心に、植物、昆虫、哺乳類などの知識豊富な生きものの専門家たちが旬な自然の情報や豆知識を発信しています!


JSPB 調査研究室
2024年7月15日
擬態をする生きもの
日本鳥類保護連盟の調査研究室では、鳥の調査で山や海に行く機会も多いのですが、そこでは鳥だけでなく色々な出会いがあり、驚きも絶えません。新鮮な出会いの繰り返しに自然は本当に底がないものだといつも感動しています。今回はそんな出会いを「擬態」をテーマにいくつか紹介してみたいと思い...


青木美鈴
2024年6月14日
シオマネキ
干潟には、たくさんの動物が暮らしていますが、その動物たちのことをよく知っている人は多くありません。例えば、アサリ、カニ、ヤドカリ、ゴカイ等の名前は聞いたことがあるかもしれませんが、それらは「魚」や「鳥」と比べるとあまり知られていないように思います。おそらく「動物」というより...


百瀬邦和
2024年6月10日
日本鳥類保護連盟とタンチョウ、そして今の私について
日本鳥類保護連盟の創設者である山階芳麿博士は、鳥を保護することを目的とした団体として日本鳥類保護連盟(以下、連盟)を、そして鳥の研究を目的とした団体として山階鳥類研究所を設立したと聞いています。それ故でしょうか、どちらも渋谷の南平台にある同じ建物にありました。当時の建物は戦...


藤井 幹
2024年5月9日
鳥の色と名前
鳥の名前に色が使われている鳥といって何を思い浮かべますか?普通に思い浮かべるのは青がつくアオゲラ(写真1)、アオバト(写真2)、赤がつくアカショウビン(写真3)とか。黄がつくキセキレイ(写真4)というのもありますね。見た目の色が名前に当てられている鳥はたくさんいて、日本鳥学...


早川雅晴
2024年4月25日
海岸で鳥を見ながらウニの進化について考える
●(正形類の)ウニの殻 海で鳥をよく観察するために、適したポイントへ移動することがあると思います。海岸線に沿って岩場を移動する時には、怪我をしないように注意深く足元をよく見ることになりますので、落ちているものも目に入ります。意識さえすれば、必然的にビーチコーミング※をしてい...


パブロ アパリシオ・フェルナンデス
2024年2月19日
タカミ
ある関東地方の秘境。秋晴れの空の下に輝く岩山を眺めながら、「鳥」を探していました。 突然、隣の尾根を越えて私がいる尾根に真っすぐ向かってくるハヤブサが現れました。表情をあまり変えられない生き物ですが、素早い羽ばたきで、焦り感に溢れていました。そんなハヤブサをカメラに収めよう...


岡安栄作
2024年1月18日
鳥の巣ってすごいね!
鳥の巣は種によって形や巣材が違います。今回は身近に見られる野鳥の巣について紹介します。 鳥の巣は芸術品だ…と心底思うようになるにはさほど時間がかかりませんでした。初めて巣箱の中で作られたシジュウカラの巣を取り出した時、手に伝わる感触とともに巣材をどこから調達したのか? 巣を...


藤井 幹
2023年5月10日
鳥の飛翔~生活スタイルとの関係~
鳥の最大の特徴の一つが飛翔。今回はその飛翔について詳しく紹介しています。 鳥の最大の特徴の一つが飛翔することであり、皆さんが鳥の特徴として真っ先に思い浮かべるのも飛翔することではないでしょうか(写真1)。飛べない鳥もいますが、やはり飛翔は鳥を語る際には欠かせない特徴です。今...


小宮輝之
2022年12月27日
足跡探鳥記
雪や泥に残る生きもの足跡の楽しみ方について、小宮会長にご紹介いただきました! ●足拓採取からスタート 私が足型コレクションと足跡の撮影をはじめたのは、野外で見つけた足跡の正体を知りたいという好奇心がきっかけでした。鳥は体が軽いのと、飛ぶという移動手段があるため、哺乳類ほど足...