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学校名

岡崎市立東海中学校

活動タイトル

未来へつなぐ襷~東海の自然を次代につなぐ~

【活動内容】

 平成まで学区のため池に生息していた絶滅危惧ⅠB類のカワバタモロコの子孫たちの保護・繁殖活動を中心に、地域の自然を未来へ残すための活動をしています。保護・繁殖活動は、平成3年から始まりました。市内最後の生息池から学校に隣接する休耕田をお借りして作った池へ移した150匹から代々命が受け継がれています。また、屋内外の水槽でも飼育しています。繁殖は、屋外の自然に近い水槽で確認できていましたが、昨年度からは、屋内水槽での繁殖の可能性を探ってきました。人の気配に敏感なカワバタモロコが屋内で安心して生活できる環境を目指し、今年度産卵・ふ化に成功しました。

 

 また、学区を流れる川の生物を調査し、現在の自然環境を確認しています。カワバタモロコが消えてしまった環境を知ることは、生息できる環境を考えるヒントになります。

 

 他にも、学区内にある北山湿地の保全活動を行っています。山あいにある北山湿地には、湿地固有の植物が生育しており、貴重な昆虫も生息しています。ここでの保全活動は、市の環境施策課の方やボランティアの方の指導を受けながら活動しています。毎月1回の保全活動ですが、さまざまなことを教わりながら地域の自然を守るために活動しています。


【活動PR資料】

Project Gallery

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