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【活動動画】
【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】
地域社会に貢献する機会が得られるだけではなく、さまざまな人々との出会いや職業体験の機会が得られました。また、研究成果を自然環境対策に活用していただけることがやりがいにもつながっています。絶滅が危惧されていたカワラハンミョウは中田島砂丘に築堤された防潮堤に幼虫が巣をつくることで、その数が増えていることが調査で確かめられました。その工事の時期や工事車両の通路の選定などに私たちの調査が役立っています。遠州浜にはカワラハンミョウ以外にも、貴重な動植物がいるホットスポットです。防潮堤が沿岸部の人の命や財産を守るだけでなく、動植物にとっては生息場所になり、人々にとっては心の原風景となるよう幅広く活動していきたいと思います。
【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】
一つ目は、カワラハンミョウを実際に飼育して保護方法を考えていることです。カワラハンミョウは肉食の昆虫で飼育することは大変ですが、日々の観察は多くの発見に満ちています。この生き物のために私達ができることを考えていきたいと思っています。中田島砂丘は急速に草地化が進んでおり、砂丘のようなかく乱された環境を好むカワラハンミョウが絶滅しないように使命感をもって活動しています。
二つ目は現状を知ってもらうための広報活動を行っていることです。さまざまな機会をとらえて保護活動の意義を伝えています。企業や自治体が行う清掃活動や科学館のイベントなどで説明したり、他校や地元自治体の要望でフィールドツアーを行ったりしました。
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