岡崎市立生平小学校
野鳥がすみ続ける自然豊かな『生平』を目指して
【学校名】
【活動タイトル】
【活動内容】
本校はSDGsを意識した子供主体の愛鳥活動を行っている。「知る活動」では、縦割り親子探鳥会、野鳥検定、ウォッチングカード、全校校外学習(自然環境学習・野鳥観察)を行っている。「守る活動」では、ツバメの学区営巣調査、学校裏山の竹林除去、学校ビオトープの整備・水質調査・竹炭による浄化を行っている。「広げる活動」では、「ふるさと学習テーマ発表会」「ふるさと学習まとめ発表会」の公開、愛鳥新聞の学区回覧、デジタル野鳥図鑑・野鳥下敷きの作成をしている。「つなげる活動」では、愛鳥委員による愛鳥活動の企画運営、愛鳥活動を支援するサポーターの募集案内、探鳥会参加やボランティアの呼びかけをしている。また生活科・総合的な学習の時間には系統立てた自然環境保護活動を行っている。
【活動動画】
【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】
低学年で身近な野鳥や自然環境に愛着をもつことができ、中学年で野鳥や生物の生態調査・分布調査で学区の自然環境を知り、高学年でこれからの学区の自然環境や広域での環境問題に目を向けて、学区の方と共に保護活動ができている。そして、6年生の愛鳥保護の思いは、日頃の活動のみならず、後輩へ向けてデジタル野鳥図鑑を作成したり、鳴き声が聞けるQRコードのついた野鳥下敷きを作成したりする活動も行うことで、在校生へと受け継がれている。また、全校で行う取り組みについては、愛鳥委員会が中心となり、学区の方へのサポーター募集の案内や探鳥会参加の呼びかけなどを行って学区とのつながりも大切にしている。
成果として、野鳥が好きで野鳥がすむ生平を守っていきたいと思う子供や卒業生、学区の方が増えており、愛鳥活動が以前にも増して盛んになっている。そして、学区の自然の豊かさを実感し、郷土愛が育っている。今後も野鳥がすみ続ける自然環境保護活動を行っていきたい。
【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】
子供たちの愛鳥活動が好きで、学区の野鳥を守っていきたいという思いが学区の方へ伝わり、学区の方と共に愛鳥活動を行っているところである。「縦割り探鳥会」を学区の方と共に行う「縦割り親子探鳥会」にした。ツバメのアンケート調査に協力してくれた方にステッカーと巣を保護ネットのサンプル配布を行った。学校観察池の改修をサポーターの方や保護者と行って、池を完成させた。