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写真:y-storkさん



テグス(釣り糸)被害とは

テグスを飲み込んだセグロカモメ(写真:y_storkさん)


長いテグスにからまったゴイサギ(写真:日本野鳥の会愛知県支部さん)
使い終わってすてられたテグスや、枝や岩などに引っかかったまま放置されたテグスに、野鳥がからまってしまうことがあります。 テグスはとても丈夫で、からまったテグスは鳥自身では切ることもはずすこともできません。

翼や足にからまって身動きができなくなり、さらにはからまったテグスがだんだんしまり、血がかよわなくなった部位が腐ってとれてしまうこともあります。また、くちばしにからまってエサを食べることができず衰弱してしまったり、長いテグスを引きずって飛んでいて電線や樹木に引っかかってしまい、身動きがとれずに死んでしまうケースもあります。


テグスってなぁに?
テグスとは釣り糸のこと。昔はヤママユガの仲間の幼虫から作り、大変手間がかかる高価なものでした。現在はナイロンやフロロカーボンなどの化学繊維で大量に作られるようになり、安く手に入るようになりました。 テグスはとても丈夫で、釣りをするときにはとても便利ですが、この丈夫さが鳥にとっては危険なのです。


釣りをするときは
最近は、バクテリアや光(紫外線)などにより数ヶ月で分解される素材のテグスもあります。根がかりや枝がかりなどで回収できない場合、この性質を持つテグスは非常に役立つことと思います。 しかし、テグスがからまったまま、何ヶ月もの間生きていられる鳥はほとんどいません。やはりいちばん大切なのは捨てないことです。使い終わったテグスは家に持ち帰り、短く切る、針をはずすなどして処分してください。また、バーブレスフック(かえしのない針)を使えば、鳥がかかってしまっても外れる可能性が高くなります。少しでも鳥の被害がなくるようにご協力ください。


テグスひろい活動 
全国一斉テグスひろい2011
今年度のテグスひろいは終了しました
たくさんのご協力をいただきありがとうございました。結果をまとめ次第ご報告します。

期間: 2011年5月1日(日)〜10月30日(日)
場所: 全国。みなさまの身近で釣りの行われている水辺(河川・海岸・湖沼・ダム湖)など。実施範囲については、可能な範囲で結構です。
方法: 水辺を歩き、放置されたテグスと釣り具(針、おもり、ルアーなど)を回収します。回収した後、種類ごとに分類し、数量を数えてください。
報告: 実施報告用紙に記入し、実施後1ヶ月以内に担当までお送りください。皆さまの報告をまとめた後、機関紙、ホームページで発表します。

 実施報告用紙

全国一斉テグスひろい2010 −終了−
20都道府県47地点から実施報告をいただきました。テグスひろいを実施した水辺の総距離は104,192mでした。回収したテグスの量は、合計46,485.4mでした(1g=13mと計算して)。また実施期間中、13羽の被害鳥が見つかりました。今回のテグスひろいは、のべ264名の皆さまにご協力頂きました。
 詳細 


被害にあった鳥たちの情報を掲載しています。


テグス被害の情報募集
被害の状況を把握するため、広く情報を集めいています。テグス被害にあった鳥を見かけたり、新聞記事などがありましたら、下記情報を明記してE-mailまたはFAXでお送りください。
なお、救護については都道府県の鳥獣保護担当にご連絡ください。

・見つけた年月日
・場所(都道府県・市町村・通称名)
・鳥の種名
・被害の状況
・お名前(ペンネーム可)、連絡先

◎被害鳥情報送り先:
 担当:普及啓発室 神崎
 E-Mail:kanzaki@jspb.org
 FAX:03-5378-5693

ポスター
被害について知ってもらうためのポスターを配布しています。観察会や学校でのイベントなどにご活用下さい。

ご希望の方は、住所・氏名・部数を記載の上、E-MailまたはFAXでご請求下さい。なお、送料をご負担下さい。送付の際に金額をお知らせいたしますので、同額の切手でお送りください。

このポスターは、「全労済」の助成を受けて作成しました。


クリックで大きくなります。コピーしてお使いください。


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