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【学校名】

中学校

敦賀気比高等学校付属中学校

【活動タイトル】

敦賀気比高等学校付属中学校

「ガッコウノホタル」生息調査 season1~5

【活動内容】

1.生調調査
(1)場所:グラウンド筋コンクリート水路
幅70cm、深さ30~60cm、長さ約250m(北側)南北向10cm(西水路)
(2)調査期間:2021~2025(R3~27)年5~7月 毎週1回 日安俊(20:00) 1~1 1~15時間
(3)調査項目:幼虫よで成虫を確認した①種類の場所③個体数
2.水路環境整備
(1)カワニナの採取、放流 ←ゲンジボタル幼虫の餌となる見の確保「定着を図るため」
(2) ブロック堆敷設(4ヶ所) ←水路の水位を上げるため

REPORT

✨活動PR資料


【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】

・ケンジボタル、ヘイケボタルとも増加傾向にある。
・2024(R6)年に水路にコンクリートブロック堆敷設後の水位上昇によるものか不明ではあるが、放流したカワニナが多く定着し、今年はゲンジボタルが大幅に増加した。
・増加していたヘイケボタルは微減。特に北側に水路の両側に設けたブロック堰の影響により水流が変化し、水位が低下し、その付近でのへボタルの確認個体数が激減した。
・今後も水路環境の維持・向上により、生息数の増加を図りたい。ただ、急激で大きな環境整備はマイナスに作用する危険性も考えられるので、様子を見ながら、時間をかけて少しずつ進めたい。

【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】

 学校の敷地は約40年前、山際の余面を切り崩して造成されたものであり、開校当初はホタルが生息できる環境ではなかったが、水田が東から南、そして西の周囲に広がっており、そこから飛来したものが定着し、細々と繁殖したものと考えられる。(←15~20年ほど前?いつ定着したかは不明)
 ただ、現在では、学校の東側の開発が進み、集合住宅や事業所、商業施設が増え、南から西側かけては大規模規模な圃場整備が進行中であり、環境が大きく変わり、ホタルにとては生息しにくい状況になっている。
これらの開発や変化が一段落で、環境が落ち着けば、ほんのちょっとの環境整備でホタルの生息域が復活し、広
がる可能性がある。それまでの措置として、学校のホタルを維持し、数を増やしたい。元々ガッコウのホタルは周囲の水田や川から飛来し、定着したものと考えられるので、今度は学校から地域へと広げ、戻し、還元?恩返し?できればよいなと考えている。
 現時点では周辺地域の方との交流や市役所等行政との連帳はないが、本気で地域のホタル復活再生を考えるのならば、交流や連携が必要になるとは思う。

​【学校ホームページ】
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