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【活動内容】
特定外来生物のクリハラリスは神奈川県内では1950年頃から見られ始め、県南東部を中心に分布が拡大しています。武蔵丘陵や県西の丹沢山地には在来のニホンリスが生息しており、クリハラリスの分布が拡大し、二ホンリスの生息圏に侵入することで競合が起こり、神奈川県の自然生態系への影響が懸念されます。また、生息個体数が多くなってしまっている県内地域では、農作物への食害や家屋への害、電線食害などの人間生活への影響が出ています。
本校、理科研究部では、クリハラリスが仲間の鳴き声に反応して集まる習性を利用して、クリハラリスの生息が疑われる県内緑地で、リスの鳴き声をスピーカー再生し、生息の有無について調査を進めています。また、有害獣捕獲駆除された個体を譲り受け、胃内容物の調査を行い、クリハラリスが年間を通じて、どのような食物を餌としているのかを調べる取り組みを進めています。
我々が調べた内容は学校内外の様々な場所で発表し、クリハラリスの存在と現状、分布が広がってしまうことで起こる様々な影響などについて紹介しています。
【活動PRスライド】
Project Gallery
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