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学校名:福井県立藤島高等学校

二ホンイタチを保護するためには、捕獲された個体を正確に判別する必要がある。昨年度の研究では18個体を尾率とDNAの2つの方法で判別したところ、5個体は異なる結果か非常に曖昧なものであった。そこで今年度は、外見での判別をより正確に行える方法を追求した。①尾率に加え、②鼻の上の白斑の有無と③頬と全身の色差の3観点のポイント制を用いて再検討を行ったところ、20個体中19個体がDNAによる判別と一致した。さらに、一致しなかった個体のDNAを詳細に解析したところ、母親が二ホンイタチ、父親がシベリアイタチの雑種であることが明らかとなった。
これまで交雑しないと考えられていた両イタチの雑種が発見された報告はなく、固有種である二ホンイタチを守るためには、早急な対策が必要と考えられる。私たちは、二ホンイタチのオスも保護対象にすべきではないかと提言したい。
また、今後この判別方法を市の獣害対策課と共有し、判別アプリを作成するなど捕獲された個体を簡便に判別し、駆除対策の参考資料として活用できるようにしたいと考えている。