学校名:香川県立小豆島中央高等学校

活動タイトル
小豆島における野生生物の調査研究

​対象生物:
デンジソウ・湿生植物・水生動物

【活動開始年】

2014年

【活動に関わっている学年および生徒の数(年間)】

自然科学部 6人
(3)活動の分かる写真IMG_0449.JPG

【活動内容】

小豆島中央高校の新校舎建設工事で、絶滅危惧種であるデンジソウが自生する湿地が埋め立ての対象となりました。そこで、本校では校地内に人工湿地を造成、デンジソウを移植することで、デンジソウを保護するとともに埋土種子を用いて湿地植生を再現しました。
 また、里山環境が残る中山地区では、近年、河床のコンクリート化・過疎化高齢化による放棄水田の増加がみられますが、その生態系への影響はよくわかっていません。自然科学部では、今年度、その現状を調査するため河川の生物調査を行っています。

【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】

デンジソウの保護活動では、絶滅危惧種であるデンジソウを人工湿地で栽培することに成功し、埋土種子を用いて湿地の植生を人工湿地に再現することに成功しました。また、人工湿地をつくることで、トンボやカエルなどの動物相の生息場所を造成しました。
里山の生物調査では、河川にヨシノボリやコオニヤンマなどの在来生物を確認できましたが、特定外来生物であるオオクチバスとウシガエルの幼生を確認しました。

【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】

デンジソウの保護活動では、デンジソウのみを保護するだけではなく、湿地の生態系を保全できるように意識して活動を行いました。また、里山の生物調査については、同定できない種もあったので、標本や写真などを残し後に検証できるようにしました。そして、これらの研究成果を学会や発表会に積極的に発表し、専門家からの意見を研究活動にいかしています。

【今後の課題、これからやってみたいことなど】

現在、湿地ではデンジソウが大量に繁茂し、在来湿生植物が減少しているため、デンジソウが湿生植物に与える影響を調査していきたいと思います。また、里山の生物調査では、外来種が在来種に与える影響を今後調査できればと考えています。

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