学校名:愛知県岡崎市立東海中学校
活動タイトル
次代へとつなぐ私たちの宝~東海の誇りある自然を守るために~
対象生物:
カワバタモロコ
【活動開始年】
1991年
【活動に関わっている学年および生徒の数(年間)】
自然科学部 8人
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【活動内容】
① カワバタモロコの保護・繁殖活動
② 学区を流れる山綱川の水質・水生生物の調査
③ 北山湿地の保全活動への参加
④ 「NATURE OF TOKAI」の発行による広報活動
平成3年に学区のため池が埋め立てられたことをきっかけにカワバタモロコの保護繁殖活動に取り組み始めた。4年前からは、学区内の北山湿地の保全活動や岡崎市と湿地を守る会主催の「観察会」にも参加し学習している。校内広報誌「NATURE OF TOKAI」や各種発表会を通じて、活動の様子を校内外に発表してきた。市や、地域の方と連携をとり、今ある豊かな自然を未来につなげたいという願いを実現させるべく活動に取り組んでいる。
【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】
・今年度、新たに稚魚を得ることができた
・今夏、岡崎市の小学生が東海中のカワバタモロコの保護・繁殖活動に興味をもち、連絡をくれた
・モロコ池の整備を継続することにより、カワバタモロコの血を絶やさない
・学校の敷地内にあるバスタブ内で引き続き繁殖活動を行う
・地域の方への広報活動を継続し、カワバタモロコのことを知ってもらう
・今後も山綱川の河川調査、北山湿地の保全活動、学習会に参加していき、地域とつながり、カワバタモロコの保護・繁殖活動の専門的知識を深め、活動に生かしていきたい
【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】
・今年度、稚魚を得ることができた(順調に育っている)
・部員確保のため、生徒への広報活動を増やしている
・カワバタモロコの保護・繫殖活動だけでなく、地域の「ムラサキムギ」も育てて守っている。
この活動は、藤川学区で熱心に実施されており、東海中としても近年力を入れている
【今後の課題、これからやってみたいことなど】
・部員の確保
・より確実な繁殖の方法の模索
・学習会への参加
・コロナ禍における地域とのつながり方
・全国のほかの学校とのつながりをもつ