学校名:北九州市立曽根東小学校

活動タイトル
地域の誇り、カブトガニの棲む海曽根干潟を学び、守る!

​対象生物:
カブトガニ

【活動開始年】

1997年

【活動に関わっている学年および生徒の数(年間)】

486人
(3)活動の分かる写真IMG_0449.JPG

【活動内容】

近年、カブトガニの個体数が減っているため、本年度は、6年生が「カブトガニ復活プロジェクト」チームを立ち上げ、総合的な学習の時間を活用して、曽根干潟の自然を守る取組を始めた。カブトガニの減少の原因は、主に海洋汚染や山林開発と川の護岸整備のため栄養豊富な土砂が流れこまなくなったことが考えられる。そこで、A案「固定堰から転倒堰へ」B案「干潟と田を分ける」C案「迂回水路の建設」を発案し、瀬戸内海研究フォーラムで発表する。また、曽根干潟の未来構想図を考案し、人間と生き物が共生する社会の実現を目指す。

【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】

子ども達が考えたA、B、C案は、カブトガニの産卵場所が増え、他の生き物の食べ物を確保することができる。特に、動く河口堰や迂回水路の建設は、干潟に栄養が送られ、カブトガニの棲む環境や栄養のある泥と土が守られる。そして田んぼにも水を送ることは可能である。このように、少しでも生き物が棲みやすいい環境ができることが期待できる。

【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】

曽根干潟の未来構想図を作成し、子ども達の考える未来を提案する。環境問題が深刻化し、未来社会の担い手となる子ども達は、人間中心主義から生命中心主義の思想に立ち、生物多様性の在り方について学ぶことが大切であり、見通しをもって曽根干潟の環境を守るための活動をすることは、私たちの責務であると考える。未来の曽根干潟は、自然豊かで生き物も私たちも、みんなが楽しめる干潟を目指していきたい。

【今後の課題、これからやってみたいことなど】

曽根干潟の未来構想図を考えることで、カブトガニだけでなく、カブトガニの周りの環境についても深く学ぶことができた。今後は、未来構想図が実現するために何ができるのかを子ども達と話し合い、実現に近づくことができるようにして、人間と生き物の共生の在り方を子ども達の力で探り見付けていくことが課題である。

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