学校名:八丈町立富士中学校

活動タイトル
守ろう八丈島の貴重な野生生物

​対象生物:
ハチジョウノコギリクワガタ クロアシアホウドリ

【活動開始年】

2021年(海浜清掃は2001年)

【活動に関わっている学年および生徒の数(年間)】

自然科学部 3学年 5名(海浜清掃は90名)
(3)活動の分かる写真IMG_0449.JPG

【活動内容】

ハチジョウノコギリクワガタは、世界で八丈島にしかいない固有種であるが、移入種のイタチやサソリモドキの影響で激減している。幼虫を保護し増殖させるために、八丈町役場から道路での伐採木をもらい受け、学校の敷地の一部に繁殖できる場所を作った。絶滅危惧種のクロアシアホウドリが八丈小島で繁殖しているが、ヒナが吐き出したベリットの中に多くの小さなプラスチック片が入っていたことを知り、自然科学部で海浜清掃を行い、プラスチックゴミを回収した。

【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】

直接的にはハチジョウノコギリクワガタの増殖や海洋にあるマイクロプラスチックの回収ができたわけではないが、ハチジョウノコギリクワガタの保護の必要性や絶滅危惧種のクロアシアホウドリのヒナが大量のプラスチック片を飲み込んでいること、海洋や海岸のプラスチックゴミの多さに気づいてもらえたので将来的には希少生物の保護や環境保全につながり、今後に期待できる。

【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】

○ポスターを作成し、直接朝礼で生徒が呼びかけたことにより、多くの生徒や保護者へハチジョウノコギリクワガタの保護の必要性を伝えることができた。
○近年八丈小島で繁殖を始めた貴重なクロアシアホウドリのヒナが吐き出したベリットの中に多くのプラスチック片が見つかり、海洋のプラスチックごみが動物たちに与える影響についてインパクトをもって感じることができ、プラスチックごみを無くそうという意識を高めることができた。

【今後の課題、これからやってみたいことなど】

○ハチジョウノコギリクワガタをイタチやサソリモドキなどから守る保護柵の中でハチジョウノコギリクワガタの産卵、幼虫を育てて多くの成虫を繁殖させ、三原山や過去に生息していた林などに放し、八丈島の固有種のハチジョウノコギリクワガタが普通に観察されるようにしたい。
○八丈小島で繁殖を始めた貴重なクロアシアホウドリの保護活動を小学生や中学生でも行い、繁殖が安定し、許可が出たら児童、生徒でクロアシアホウドリの観察会を行いたい。

​学校ホームページ: