【活動内容】
1．藤岡北高校を中心とした環境教育の拠点づくり
（1）藤岡市天然記念物ヤリタナゴの知名度向上、ヤリタナゴの住める環境理解のための普及・啓発活動（園児や来校者への教育）、環境教育・ESD実践動画100選入選
（2）ビオトープ・水槽を活用した淡水魚飼育による園児・児童・生徒への情操教育・環境教育
2．地域と連携したヤリタナゴ生息地の維持管理・保全
（1）ヤリタナゴ生息水路の土砂浚い・草刈・生き物観察会
（2）新たなヤリタナゴ生息地の創出、「ヤリタナゴの里」創出によるビオトープ創出とタナゴ米栽培と販売による地域振興
（3）藤岡北高校が参入した保護活動主体「ヤリタナゴ懇談会」の創出と保護活動の実施
3．藤岡市内の河川・水路環境調査と外来種駆除方法と有効活用
（1）魚類のモニタリング調査による河川環境・水路環境の把握
（2）アメリカザリガニの定期的な駆除及び効果的な駆除方法の研究、アメリカザリガニは冬季に幼体を駆除することにより翌年に生息数が減少することを確認した。また、アメリカザリガニからキチンを取り出し、防水フィルム作成に成功した。
REPORT
🎥活動PR動画➀ 発表動画
🎥PR動画② 環境教育・ESD実践動画100選 #38 群馬県立藤岡北高等学校（環境省YouTube）
【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】
1．普及・啓発活動、海外との連携によるヤリタナゴの知名度・認知度向上
2．環境を理解し、自然を大切にする心をもった人材の育成
3．ヤリタナゴの保護及び地域環境・景観の維持・保全
4．特定外来生物アメリカザリガニの効果的な駆除方法の普及及び有効活用方法の普及
5．「ヤリタナゴの里」創出によるネイチャーポジティブ実現とタナゴ米普及による地域振興
【アピールポイント（活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど）】
1．地域の幼児や小中学生を対象とした環境教育・情操教育のための生徒の手作りによるビオトープ作成とミニ水族館作成
2．高校生を中心にした生息地の維持管理活動と「ヤリタナゴ懇談会」設立による仕組み強化
3．啓発を目的とした、ヤリタナゴ保護の漫画、エコバッグ、劇、動画の作成（YouTube掲載）
4．アメリカザリガニの繁殖時期の解明と効果的な駆除方法、有効活用方法の発見
5．ヤリタナゴによる地域振興と環境保全を目的にした「ヤリタナゴの里」創出による生物生息空間の拡大と有機農法によるタナゴ米の栽培と販売