top of page

【学校名】

小学校

岡崎市立生平小学校

【活動タイトル】

岡崎市立生平小学校

守ろう!野鳥がすみ続ける『ふるさと生平』

【活動内容】

1「知る」活動・・・野鳥を知ってふれあい、大好きになる
・ウォッチングカード
・縦割り親子探鳥会
・野鳥検定
・1、2年 生活科の野鳥調べ
・ラブバードウィークの実施

2「守る」活動・・・野鳥調査から、よりよい自然保護や環境保全について考える
・3年 セキレイ調査から3種類のセキレイを守ることについて考える
・4年 ツバメの生態調査からツバメを守ることについて考える
・5年 カワセミ、アカショウビン、ヤマセミなどの男川流域の水鳥の調査から都市適応種と都市忌避種について知り、水鳥を守ることについて考える
・6年 害鳥について調査し、害鳥と呼ばれている野鳥の実態や人間のくらしとの共存や自然との調和について考える

3「広げる」活動・・・自分たちの取組や環境保全の大切さを広げる
・愛鳥新聞の発行
・ふるさと学習テーマ発表会やまとめ発表会の実施
・6年生の地域への発信活動

4「つなげる」活動・・・野鳥を守るために人と人を、未来へつなげる
・5年生の市内の小学校との交流会
・ふるさと生平愛鳥宣言2025の取組

REPORT

🎥活動PR動画 守ろう!野鳥がすみ続ける『ふるさと生平』

✨活動PR資料


【活動による成果・効果または活動によって今後期待できること】

1 「知る」活動では、年間を通して計画的にウォッチングカードや縦割り親子探鳥会、野鳥検定、ラブバードウィークを実施していることにより、子供たちは低学年のうちから野鳥の名前や種類を覚え、野鳥への関心や思いを高めることができている。

2 「守る」活動では、系統立てて行っている「ふるさと学習」(各学年のターゲットバードを題材にした総合的な学習の時間)の実践により、野鳥調査から課題を見つけ、その課題を探究していく過程でその野鳥の保護や生物多様性、生態系維持など、自然保護や環境保全に対して深い考えをもてるようになっている。そして、それらの考えを踏まえ、よりよい自然保護や環境づくりをしていこうとする行動力を育むことにつながっている。

3 「広げる」活動では、愛鳥新聞の学区回覧を行ったり、ふるさと学習まとめ発表会で保護者や学区の方を招いて発表したり、昨年度は6年生が地域にポスターの掲示をお願いしたりすることにより、子供たちも自分たちの取組を多くの方に伝えながら、同時に成就感を抱くことができている。子供たちが真剣に取り組んでいる愛鳥活動を保護者や地域の方も理解し、学区が一体となってサポーターになってくれている。

4 「つなげる」活動では、昨年度も5年生が市内の他の小学校と交流をして、自分たちの取組と水鳥を守るための河川環境の美化活動の大切さを発表することができた。さらに2月には「ふるさと生平愛鳥宣言2025」を全校で決定し、これからの野生生物保護活動への思いを高めていくことができている。

【アピールポイント(活動において特に工夫したこと、注意・注目したことなど)】

 本校の愛鳥活動は、授業での学びを大切にしている。子供たちは学年のターゲットバードの野鳥調査から野鳥の実態や自然環境の現状と向き合い、課題を見つけ、科学的に調査を進めていく探究過程を通じて、自然環境の変化や環境保全の方法について問題意識や切実感をもって考えを深めていくことができている。そして、調べた考えをもとに発信・行動していくことで、自分たちにもできることがあることを実感し、「ふるさと生平」の自然保護や野鳥を中心とした生物がすむことができるよりよい環境づくりをしていこうと行動化していくことにつながっている。

 さらに、「広げる」「つなげる」活動において、 子供たちができる社会的発信活動に積極的に取組ように工夫している。自然保護や環境を守っていくためには 多くの人の力が必要である。保護者や学区の方だけでなく、他の小学校との交流や市役所の関連機関との連携により、地域や社会の多くの人に「ふるさと生平」の環境の素晴らしさや環境保全の大切さを理解してもらうことができ、子供たち自身が、自分たちの取組への自信とこれからも野鳥や環境を守っていきたいという思いをさらに強く抱くことにつながっている。

​【学校ホームページ】
bottom of page