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窓ガラスへの衝突事故
灯台やオフィスビル、マンション、住宅などのガラスにぶつかって命を落とす鳥がたくさんいます。私たちがちょっと気をつけさえすれば助かったはずの命がたくさんあります。

どうしてぶつかるの?
鳥は目の生き物…とはいえ、鳥にとってガラスを認識することは難しいのです。特に公園や森に面している所では、ガラスに樹木が写りこんだりするため注意が必要です。


窓の外に鳥が落ちていたら
まだ生きている時は、静かなところで暖めてあげると元気になることもあります。鳥よりも大きな段ボール箱に新聞紙やティッシュペーパー、タオルなどやわらかいものを敷いて、その上に鳥を入れてください。箱の中が25〜30℃になるように保温してください。症状が軽ければ数時間で回復するので、保護した場所で放鳥してください。
ケガがないように見えても骨折や内臓を痛めていることもあります。様子がおかしいと思ったら都道府県の鳥獣保護担当に連絡し、早めに専門の獣医に相談してください。


衝突させないためにできること
事故を減らすには、バードセーバーを貼ったり、カーテンを閉めるなどして「ここにガラス(障害物)がある」ということがわかりやすいようにすることが大切です。
自然の少ないオフィス街でも渡りの時期(春・秋)には、多くの鳥が通過しています。早めに電気を消す、ブラインドをおろすなどしてください。

機関誌「私たちの自然」2003年3月号に、『野鳥の窓ガラスへの衝突を防ぐためには−カナダのボランティア団体「命にかかわる光害を知らせるプログラム・FLAP」に学ぶ』という記事を掲載しました。
バードセーバーってなあに?
バードセーバーは、鳥がガラスにぶつかるのをふせぐためのシール状のグッズです。多くの場合、鳥の形、とくにタカ類やフクロウ類の形をしています。「小鳥は猛禽類のシルエットをさけるだろう」という考えがヒントになっています。
バードセーバーはガラスにはりつけて使用します。見目のよいタカ類や市販されているステンドグラスなどを使用するとおしゃれなワンポイントにもなり、景観を損ねることなく鳥の衝突死を防ぐことができます。
環境によってはバードセーバーでも効き目がないことがあります。そのような場合は、ネット(目の大きい網)やキラキラ光る風船やテープを利用してみましょう。また、フクロウ類のデコイ(木彫)などを設置するのも効果があるかもしれません。