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バードウォッチングにでかけよう


春、どこからともなく

「チィーチィー」「ツピツピツピ」「プチペチピチ」と、かわいらしい鳴き声が聞こえてきます。

「声の主はだれだろう?」

不思議に思ったら、さっそくバードウォッチングにでかけましょう!
 バードウォッチングの服装・持ちもの
 双眼鏡と望遠鏡
 鳥をさがすポイント
 鳥の見分け方
 フィールドノートをつけよう!



服装・持ちもの

バードウォッチングにでかけるのに決まった服そうはありません。動きやすく、しっかりとした服やクツででかけましょう。フィールドでは長そで長ズボンを着るようにしましょう。
色にも決まりはありませんが、ハデな原色のものや蛍光色のものはさけたほうがいいようです。また、ヒラヒラするもの、ガサガサ布ずれ音がするようなものはさけましょう。

日差しや寒さから頭を守るぼうしも忘れないようにしましょう。急な雨や寒さかをさけるため、薄手のウィンドブレーカーなどがあれば便利です。
近所を短い時間散策するだけなら双眼鏡ひとつで十分ですが、1日がかりのバードウォッチングや泊まりがけの観察旅行となると、それなりにしっかりとした準備が必要です。

雨具と水筒は必需品です。見つけた鳥を見分けたりメモするための図鑑と筆記用具。図鑑は鳥以外にも花や昆虫なども持っていくと楽しみが広がります。その他あれば便利なものは、消毒薬やバンソウコウ・虫除け・日焼け止めなどの薬類、タオル、ティッシュなど。山に行く時は、地図とコンパスがあると安心です。それからゴミを持ち帰るためのゴミ袋も忘れずに!



双眼鏡・望遠鏡

双眼鏡がなくても野鳥は見られますが、双眼鏡や望遠鏡があると鳥の美しい姿やしぐさが鮮明に見え、より楽しむことができます。
双眼鏡には、中のプリズムの構造によってポロプリズム型とダハプリズム型があります。構造上、ポロプリズム型は明るい画像が得やすく、ダハプリズム型は小型化できるなどの長所があります。また、対物レンズの口径が大きいものほど光を多く取り込むので、視界が明るく見えます。

バードウォッチングでよく使うのは、7〜10倍の双眼鏡です。10倍以上のものは、持って使うときにブレがおきやすく、視野(見える幅)もせまくなるので野鳥を双眼鏡に入れるのが難しくなります。双眼鏡は長時間首にかけて持ち歩くので、重さも選ぶときのポイントです。できればカタログだけで選ばず、店頭で実際に持ったりのぞいたりして自分にあったものを選ぶことをおすすめします。
望遠鏡(スコープ)は、干潟や湖、湿原などで遠くにいる野鳥を見るのに適しています。倍率は20〜25倍が標準ですが、40倍や60倍にレンズを交換できるものが便利です(ズームレンズもあります)。

直視型と傾斜型の2タイプがあります。鳥を入れるのは直視型の方が簡単ですが、座って観察する場合は、角度が変えられる傾斜型が便利です。

望遠鏡で見るためには三脚が必要です。コンパクトカメラ用の小型の三脚だと、望遠鏡の重さにたえきれなかったり、風で倒れてしまうことがあります。やや重くなりますが、しっかりとしたものを選びましょう。



鳥を探すポイント

野外ではどんなところを探せば鳥が見つかるでしょうか?こちらが見つけるまで、大きな声で鳴いてくれればいいのですが、いつも鳴いているとは限りません。よくとまっている場所やエサをとる場所などのポイントを覚えておくと鳥を見つける確率が高くなります。
 
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市街地の公園
(1)池の中、池を囲む石垣や杭、浅くなった場所
(2)芝生や背の低い草地
(3)街路樹の花や果実
(4)空
 
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河川(中流)
(1)ゆるい流れや広い水面、水ぎわの石や水面に突き出た枝
(2)橋脚(きょうきゃく)や橋の下
(3)中洲や砂れき地、草むら
(4)空
(5)護岸の上
 
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郊外の田んぼや谷津田
(1)雑木林
(2)アシ原や湿地
(3)田んぼの中や畦(あぜ)
(4)空


鳥の見分け方

羽の色や模様がわからなくても、大きさや動作などであるていど種類を見分けることができます。また、季節や環境によって見られる鳥はしぼられます。バードウォッチングに行く前に、どんな鳥がいそうか予想しておくのもいいですね。
大きさ
はじめて見る鳥、大きさはどれくらい?…と言われてもすぐに「何センチ!」なんてわかりません。こういう時は、ハシブトガラス・キジバト・ムクドリ・スズメなどよく見かける身近な鳥とくらべるのが便利です。このように大きさの基準となる鳥を『ものさし鳥』と呼んでいます。
遠くにいるか近くにいるか、飛んでいるか、木や岩があるなど周りの様子、天気などで大きさはずいぶんちがって見えます。ふだんからこれらの鳥をよく観察して、大きさをよく覚えておくといいでしょう。


とまり方・動作
枝に対して体を立てるようにとまる、横に(水平に)とまる、木の幹に垂直にとまる、幹に逆さまにとまるなど特ちょうがあります。さらに、とまっている鳥をよく観察してみると、体の一部を動かしているものがいます。尾羽をグルグルまわしたり、たてにピョコピョコとふったり、頭をヒョコ,ヒョコとまるでしゃっくりのように上下させたりしています。


飛び方
飛び方も鳥によってちがいがあります。まっすぐに飛んだり、波形に飛ぶ、風や空気の流れを利用して、はばたかずに飛ぶ(ソアリング)、数回はばたいた後、流れるように飛ぶ(グライディング)などの特ちょうがあります。



また、長い首をのばしていたり、ちぢめていたり、飛ぶときの姿せいにも特ちょうがあります。


 
歩き方
両足をそろえてピョンピョンはねる(ホッピング)、地面をトコトコと人のように歩く(ウォーキング)、その両方をおこなう、などあります。



 
エサのとり方
木の枝からパッと飛んで昆虫をつかまえ、すぐにもとの枝にもどってきたり、木の実を両足でおさえてくちばしで割っていたり、空中でホバリングして水の中に飛び込んで魚をとったりするなどの特ちょうがあります。



フィールドノートをつけよう
野鳥を観察したらフィールドノートをつけましょう。観察した年月日、時間、場所、天気など基本データに加え、観察した鳥、羽数、見つけた場所(環境)などを書きこみます。鳥の名まえがわからない時は、どれくらいの大きさで、どんな色で、どんな鳴き方をしていたか、などをこまかく書きこみます。簡単なイラストを描いておくのもよいでしょう。こうしておけば、家に帰ったあと図鑑を見てよく調べることが出来ます。鳥以外の見つけた草花や虫、野外で感じたこと、俳句なども書きこめば、自分だけの『スペシャルノート』のできあがりです!


マナーを守って観察しよう!
鳥は音にびん感です。大きな声でさわいだり、大きな音をたてないようにしましょう。

観察している人の前にでない。お互い気持ちよく観察できるように、注意しましょう。

草花や小動物を持ち帰るのはやめましょう。自然はみんなのもの。次の人のために残しておきましょう。

双眼鏡や望遠鏡で人の家をのぞいてはいけません! ことわりなく他人の庭や畑などに入るのもやめましょう。

持ってきた弁当のゴミや飲み物の缶、ペットボトルなどはきちんと持って帰りましょう。フィールドにゴミは残さない!がルールです。



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