全国野鳥保護のつどい

野鳥保護・自然保護思想の普及を目的に、昭和22年(1947)から開催されています。愛鳥週間(5月10〜16日)のメイン行事として、野生生物保護活動功労者表彰式、自然保護をテーマとしたシンポジウム、記念式典、自然に親しむためのイベント・アトラクションなどさまざまな催しが行われます。

主催:環境省・都道府県・(財)日本鳥類保護連盟
後援:文部科学省・林野庁




愛鳥シンポジウムの様子
  第64回全国野鳥保護のつどい −終了−

第64回全国野鳥保護のつどいは、石川県音楽堂邦楽ホールに全国から約300名の参加を集め実施されました。
つどい式典前日には、「トキとの共生をめざして」をテーマに愛鳥シンポジウムが開催されました。100名の参加者が、パネリストの話を熱心に聞く姿が目立ちました。

 第64回愛鳥週間全国野鳥保護のつどい・式典
  日時:2010年5月16日(日)
  場所:石川県音楽堂 邦楽ホール

 愛鳥シンポジウム
  
テーマ:トキとの共生をめざして
  日時:2010年5月15日(土)
  場所:石川県政記念しいのき迎賓館 2F会議室


 

 常陸宮総裁あいさつ
石川県では、子どもを交えた愛鳥活動が盛んであり、これらの大切な自然が県民の愛鳥精神の下に、損なわれることなく次世代に引き継がれることを信じて疑いません。今年は「国際生物多様性年」という年に当たりますが、本日表彰を受けられる人々の、全国各地における野生生物保護の活動は、正に生物多様性保全の実践であり、極めて意義の深いものであります。

この式典に参加された皆様が、それぞれの地域において、率先して野鳥をはじめ自然を大切にする行動を広げることにより、人と多様な生物との共生が末永く続くことを願います。

 

 矢島稔会長あいさつ
国内で絶滅の恐れのある野生生物約3,000種のうち、法的に保護されているものは3%に満たないとのことであります。今年は、図らずも生物多様性年であり、生態系の維持について、地域の自然の大切さの認識と生物への思いやりを一層深めることが求められていると考えます。
私ども連盟といたしましても、全国の皆様と手を携えて愛鳥思想を柱とした普及をはじめ、身近な自然の保護を推進する活動を一層充実して、次世代にその重要性を伝えねばなりません。




  愛鳥週間とは
愛鳥週間(バードウィーク)は、野生鳥類の保護週間です。その保護の思想は、本質的には自然環境の保護のことです。「愛鳥」とつくことから、鳥を愛すること=カナリヤやインコなどの飼い鳥を飼うことの奨励と誤解されたこともありました。愛鳥週間をはじめた頃は、野鳥は捕獲して食べたり、飼育して鳴き声を楽しむ対象などでした。このような関係を「野生の鳥たちを自然の中で大切にしていく」つきあい方に向けたい思いが「愛」に込められているのです。


いつからはじまったの?
もともと愛鳥週間はアメリカで始まりました。アメリカでは毎年4月10日に「植樹祭」が行われていましたが、1894年、ペンシルバニア州オイルシティー市の教育長をしていたバブコック氏が、植樹祭と結びつけて小鳥を守ろうと「バードデー」を考えたのがはじまりで、1894年5月4日に行われました。
日本では、昭和22(1947)年4月10日、第1回バードデーが実施されました。その後、日にちを5月10日にし、昭和25(1950)年からは5月10日〜16日までを愛鳥週間(バードデー)としました。

どうして5月10〜16日なの?
日本は南北に国土が長いため、最初に行われた4月10日では北の地方はまだ積雪があるということで1ヶ月ずらし5月にしました。また、より多くの人に知ってもらうために1週間となりました。
 
誰がはじめたの?
鳥類保護連絡協議会(当時の文部省・農林省・東京都・日本鳥学会・山階鳥類研究所・新聞社・放送関係などからなる会。後の(財)日本鳥類保護連盟)で決定しました。


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