■ハッカチョウとは…
大きさ26.5cm、全体が黒色で額に冠羽があります。
日本では、沖縄与那国島と鹿児島県で記録があるだけの迷鳥。ただし、飼い鳥のカゴ抜けと思われる個体が各地で観察されています。

ハッカチョウ(八哥鳥)は、叭叭鳥(ははちょう)、鸚●〈〔偏〕谷〔旁〕鳥〉(くよく)とも呼ばれ、人語をまねる珍鳥として中国では親しまれ、花鳥画に描かれることも多かったようです。国内では古九谷焼にも叭叭鳥が登場します。かの横山大観も大正15年、皇居の吹上御苑で飼育されていたハッカチョウに興味を抱き、貞明皇后の御下命のもと、「鸚●〈〔偏〕谷〔旁〕鳥〉」「叭叭鳥」を世に残しています。
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■ハッカチョウのねぐらで個体数をカウントしました!
2007年3月13日(火)16:30〜18:00
ケヤキの葉が落ちた冬期、ハッカチョウもムクドリと同様に竹藪や笹藪にねぐらを移したようです。3月6日にケヤキのねぐらから400mほど離れた笹藪にハッカチョウがねぐらをとっているのが確認されました。そこで改めてカウントを行いました。しかし、結果は48羽で、そのうち2羽は出て行ったまま戻ってきませんでした。結局46羽がこの笹藪に入ったわけですが、ケヤキでカウントしたときの10分の1です。ムクドリはというと、800mほど離れた竹藪にねぐらを移していました。
2006年12月22日にこの場所を訪れたときには、この笹藪にハッカチョウは来ておらず、ムクドリと同じ方向へ飛んでいったので、その当時はムクドリと同じねぐらを使っていたのかもしれません。
しかし、3月6日の調査ではムクドリのねぐらの中にハッカチョウの姿を確認できていません。ハッカチョウだけで小規模なねぐらで分散しているのか、それとも別にムクドリとまとまったねぐらがどこかにあるのか、これから調べてみたいと思います。
横浜市上永谷周辺でハッカチョウ・ムクドリのねぐらを見かけたかたはぜひ情報をお寄せ下さい!

2006年9月4日(月)17:20〜18:10
前回の調査結果を再確認するため、定点4カ所、調査員9人を動員してカウントを行いました。しかし、今まで使い続けていた街路樹(8月17日にも利用を確認)は全く利用せず。ムクドリはもともと使っていた駅前の街路樹で、ハッカチョウは近くの別の街路樹で就塒しました。そのためカウントは失敗。。しかし、何年も使っていた塒が突然変わったわけですから、自然な移動ではなく、人為的な追い出しなどが行われたのではないかと思います。駅前のムクドリの塒も隣接してマンションが建設されていますから、マンションが建設されれば追い出される可能性があります。ムクドリの塒が変わればハッカチョウの塒にも影響する可能性があります。今後の動向に注意が必要です。

◇街灯をバックに
2006年8月17日 18:05〜18:35
場 所:横浜市上永谷
確認数:486羽
1993年では、最大でも130羽程度だったそうです(ハッカチョウ調査グループ,
1995)。
ねぐらに入ってきた種:ハッカチョウ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ
【ムクドリと同居!】
以前ムクドリのねぐらは駅前の街路樹にあったのですが、当日はハッカチョウがねぐらをとっているケヤキに、ハッカチョウと一緒にねぐら入りしました。かなりの部分を占領されたのか、他の木でねぐらをとるグループもありました。一斉にムクドリと入り交じってねぐら入りしたので、カウント数は正確ではないかもしれません。今後も定期的にカウントしていきたいと思います。
参考文献
ハッカチョウ調査グループ,
1995. ハッカチョウとその集団塒について. BINOS,
2:1-7.
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